アウトランダーPHEV -駆動用バッテリーを完全放電させたい-

アウトランダーPHEV -駆動用バッテリーを完全放電させたい-

完全放電したい理由

アウトランダーPHEVの駆動用バッテリー容量は2018年マイナーチェンジ前で12kWh, マイナーチェンジ後は13.8kWhです。筆者のはマイナーチェンジ前なので12kWh。

しかし、EV プライオリティーモードで走れなくなった後で急速充電すると、残量が20~30%残っています。自宅では普通充電するのですが、この際もHEMSで充電した量を確認すると、8.0~8.5kWh程度。

残りの4kWh程の電気はどこで使っているのやら?実はこれ、シリーズ走行用に残している容量だそうです。よって、通常の使い方では駆動用バッテリーを完全放電させることはないようです。

事実、運転席から確認できる駆動用バッテリー残量もわずかに残っています。しかし、バッテリーを長持ちさせるためにはHPを見ると、残量が半分以下から充電させるようにとか、他のネット情報を見ると完全放電させた方が良いとか書いています。

メモリー効果と言う言葉が未だ残っているのか知りませんが、たまには完全放電させた後に充電した方が良い気がします。よって、どうにか駆動用バッテリーを運転席から見える残量計上はゼロにできないかを試してみました。

方法が2つ見つかった

1つ目の方法は、EVプライオリティーモードが使えなくなるまで駆動バッテリーを使用した後、1週間ほど放置。この間、タイマー空調で毎日バッテリーを使用。これをすると、STARTボタンを押すと即座にエンジンがかかって発電が起きる状態まで放電できました。

2つ目の方法は、EVプライオリティーモードが使えなくなるまで駆動バッテリーを使用した後、長い坂道をひたすら上り続ける。私の場合は標高800m程登りました。すると、モニターの残量計は空っぽになりました。恐らく、シリーズ走行では残量4.0kWh程のバッテリーを使用しながら発電するものの、発電量よりも使用量が多い状態が長く続くと当然のことながら残量がゼロになるものと思われます。

まぁ、完全な放電ではないので、本当に放電させたい場合はディーラーまで。

 

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