素人が語るアウトランダーphevの雪道走破性

素人が語るアウトランダーphevの雪道走破性

はじめに

この記事はアウトランダーphevのオーナーが書いてます。プロの方が書いたものではないので、参考程度にしてくださいね。あと、スタッドレスタイヤを履いた上でのレポートです。

大寒波襲来

年明けから日本列島を記録的な寒波が襲っています。コロナもいるし、外に出ないのが一番。そう思っているのは大人だけ。子供は雪遊びしたいと言い張ります。

挙句の果てには妻から、
『何のためにスタッドレスタイヤ履かせていると思っているの?』
と、厳しいツッコミ。家庭内のパワーバランスに負けて大雪の中、ゲレンデ & 雪遊びに出かけたのです。

S-AWC

語らずにはいられないが、三菱さんのHP参照すれば終わるとも言える・・。一応リンク貼っときます。

LINK

S-AWCは SUPER ALL WHEEL CONTROLの略語。4輪の駆動力・制動力の制御を軸とした三菱自動車独自の車両運動統合システム。

アウトランダーPHEVはツインモーター4WDをベースに、ブレーキをコントロールするAYCを追加して、前後駆動力配分と左右駆動力配分を制御。

これに駆動時のトルクと回生時のトルクを制御し、ABSとASCコントロールが加わっている。

これにより、路面状況の変化に影響されない高度な安定性を実現。

AYC

Active Yaw Controlの略。ブレーキを制御するシステム。

ASC

Active Stability Controlの略。ブレーキとモーターを制御することで、姿勢の乱れを制御して車両の安定性を確保。滑りやすい路面では発進時のスリップ防止、発進、加速のサポートをするシステム。

ABS

Anti-lock Brake Systemの略。滑りやすい路面や高速走行中の急ブレーキでブレーキを制御。タイヤロックによって起こりやすい横滑りを防止。

寒冷地仕様

寒冷地仕様と言うことで、リヤヒーターダクトとヒーテッドドアミラーの機能がある。リアヒーターダクトは文字通り後部座席に暖かい空気を流し込む口があるというもの。ヒーテッドドアミラーは、リヤウインドウなどと同じく熱線が内蔵されているため、雪や雨滴の付着を防ぐ。

アイスバーン+平地

ここからは4WDロックした中でのレポートです。アイスバーンでの発進時、スリップは感じませんでした。雪道を意識しないでも発進できる安定感がありました。

停止時に故意に滑らせようと、急ブレーキを踏んでみたのですがABSすら始動せず(始動していたけど気付かなかった?)。以前に乗っていた日産のデュアリスは雨の日でもABS効いている音がしたのですが・・。

と言うことで、発進および停止に問題なしです。強く安心感を得ました。

アイスバーン+上り坂

斜度は測定していませんが、スキー場に向かうまでに”鬼門”と呼ばれる南向きの急斜面の道路があります。南向きなので、昼間は雪が融け、夜はそれが凍る。その結果、ツルツル斜面の出来上がり。地元の人でも恐る恐る通る道です。

ここでの停止&発進を無謀にも試してみました。ちなみに交通量が少ないのになぜか片側2車線なのでスタックしてもどうにかなる状況です。ここでもスリップを感じることがありませんでした。S-AWCのモニターを見ると、前後のトルクをしっかり制御している様子は確認できました。

アイスバーン+下り坂

凍結が惨く、事故が多いのでお湯を常に流して融雪している道路。それでも朝晩は凍結しています。ここを通過する際、前の車では怖くて溜まりませんでしたが、今回は問題なし!こちらも安心感が高かったですね。

深雪

足元が柔らかいのである程度触れますが、これはどの車でも同じですね。問題なしです。

パドルシフトと雪道

これの相性が抜群に良かった。特に下り坂です。ブレーキを踏みたくないので、パドルシフトで速度を制御。Dと低速ではなくて5段階なので、かなりきめ細やかに制御できます。

総括

悪路走破性は抜群でした。他の車がスリップしたりスタックしている場所でも安心なく進めます。家族を載せている中での、この安心感。とてもありがたかった。電動車だからこそのトルクの繊細な制御がもたらしているのでしょうか。

この辺り、専門家の方に色々聞いてみたいですね。

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