今回はスキーについて書きます。

野沢温泉スキー場

ググると”長野県のスノーボードも楽しめる100％天然雪のスキー場”と出てくるだけあり、雪が豊富。さらに特徴的なのは、毛無山山頂付近には”自己責任特別エリア”というのがあり、自己責任ではあるがバックカントリーができる。ただ、積雪の多さ故に事故も多く、腕に自信がない人は注意が必要。

雪質

雪質は山頂付近は標高が高い為（山頂で1650m)、極めて良好。
特にパウダーは軽い。バックカントリーでツリーランをすると、静寂の中で雪の結晶がサラサラと転がる音がする。その雪質の良さから海外からの客も多い。ゲレンデの日本人と外国人の比率は半々。

コース

毛無山のリフトを降りて左側の”FIS公認やまびこAコース”は飛ばし甲斐がある。晴れて人が少なければ、山頂から下までフルカービングで滑ると気持ち良い。

また、毛無山のリフトを降りてからリフト口までは自己責任特別エリアになっているので、腕に自信がある人はエントリーすべし。
ただし、ゲレンデ外なので何かあったら自己責任になる。
捜索にかかる費用も請求される。

スカイラインコースと呼ばれる全長3500mの尾根を走るコースがある。
時折急斜面もあるので中級以上の腕に自信がある人が行くと楽しめるかも。
コースの幅が狭いのでスピードの出しすぎには注意。
また、時折斜度のないバーンがあるので、斜面はしっかり確認して滑り、上から勢いをつけて滑りきらないと疲れる・・。

スカイランの上級者コースの脇にある”グランプリコース”、”ジャンピングコース”、”はちまんコース”はスカイラインを飛ばしてきた直後に入ると脱力感しかわかない。体力に余裕がある時に入ることをお勧めします。

コース全般に言えることだが、基本的にはリフトやゴンドラを使って上に上げられる。
よって、そこでほぼ一日滑り、リフトが止まる時間に降りることになるのだが、帰りが大変。ショートカットしようと思えば崖のような上級コースが待っており、一日滑ってガクガクの下半身では太刀打ちできない。長くても林間コースに逃げることをお勧めします。