祝 25m完泳!!

祝 25m完泳!!

水泳教室を1年で辞めた長男のその後のお話。

2018年3月21日

長男が6歳で水泳を辞めた日です。
https://wp.me/p7OfY4-6x

日記にもありますが、辞めるという判断は子供にとっても大きな決断だったでしょうし、親としても後々の影響を考えるとある程度大きな決断でした。しかし、今となっては当時の心配は杞憂でした。辞めてから1年と約5か月。2か月に1~2回のペースで市民共有のプールに父親と通い、水遊びの中で水中感覚を身に着けながら、時には父の泳ぎを見せながら、泳ぎ方を覚えさせるのではなく、『興味があれば真似すれば良い』程度の姿勢で水泳と携わってきたところ、ついに本日25mを完泳できました!

教えていた最初の泳法

平泳ぎです。平泳ぎは個人的には遠泳に一番適していると思っています。海で沖のブイまで泳ぐときなど、クロールではキツイ・・。トライアスロンの選手などはクロールですけどね。まぁ、これは建前で、海での遠泳でクロールをしたくない一番の理由は子供の頃に人がサメに襲われる映画を見た時の恐怖のせいです。海の底から突然サメが襲ってくる。こんなこと、想像するだけで怖い。だから、海でクロールできません。クロールしている人を見ると尊敬します。

平泳ぎで25m完泳トライ1本目

『父さん、一緒に泳ごうよ。教えてよ。』

そう促されて行った水深90~100cm程の小学生低学年用のプール。私が長男の前に立ち、スタート。長男の呼吸に合わせて私も水の中に入ったり出たりしながら進みます。長男は私に集中しています。『このまま最後まで行けるかも』。直感で思いました。それから声掛けしながら行けるとこまで行ってみました。結果、完泳!

長男は自分でびっくり!父もびっくり!

平泳ぎで25m完泳トライ2本目

自分で『一人で25m泳ぐ』と言い出しました。今度はプールサイドで応援です。一歩ずつ歩いて追いかけます。決して早くないスピード。けど、進んでます。一度も父の方を見ずに完泳!長男の満足そうな顔。もう、感動です。

水泳教室に通わせなくても泳げるようになる。やる気があれば何でもできる。言い換えれば、やる気がなければ習わせても無駄。子供に教えてもらいました。時には子供のペースでやる。大事大事。

最近読んだ雑誌には、「計画的偶発性理論」というスタンフォード大学の研究についての紹介がありました。これによると、

・キャリアの8割は偶然によって決まる
・良い偶然を呼び込むのは長期の計画よりも好奇心や冒険心、楽観性などの日々の行動指針

と言うことです。子育てにも当てはまるかもです。泳げた方が良い。だから早めに水泳教室。ではなくて、好奇心や冒険心をくすぐるツールとしての水泳であり、泳げる泳げないは楽観。

これからも成長が楽しみです。

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