樹液でベトベト

樹液でベトベト

樹液


樹液って何?と、今更ながらに思ったので辞書を引くと、

『①樹木に含まれる液体成分。 ② 樹木の分泌物。ゴム植物の乳液など。』

という記載がありました。
なかなか表現難しいですね。とりあえず、木から出ている液体のようなものを総称して樹液と覚えておけばよさそうです。

樹液は何の役に?


カブトムシの為です。はい、違います。木の怪我をしている場所を守るため、治すためです。樹液に含まれる成分に、木の傷口をふさいだり、病気を起こす菌をやっつけたりする効果があるそうです。

カブトムシの為ではないですね。

出来立てホヤホヤ


家の近くの公園を子供たちと散歩していると、次男が木の前で立ち止まりました。何かを触っている様子。蟻とかだと嫌なので近くに行ってみると、透明な液体。そうです、樹液です。それも、固まって茶色くなる前のもの。なかなか珍しいので、長男も読んで樹液を説明。カブトムシの好物だと伝えると、すごく不思議そうに見ていました。

触ってみよう!


何事も体験させるのが我が家の方針の一つでもあります。とりあえず触らせました。透明なものの、少しずつ固まり始めているようで、表面はブヨブヨしてゴムのようでした。指で押しつぶすと、中からベタベタの液体登場。

子供たちはベトベトを楽しみます。指と指がくっついて離れないほどの粘着力に爆笑。楽しそうです。ほっぺたにも塗りあってます。

遊び終わったら手を洗おう!


案の定、その粘度は高く、手から離れません。石鹸でも取れません。土を手に付けてゴシゴシしても、タワシでも駄目。お湯でも無駄。さすがは自然界の薬です。取り方を調べようと思いスマホを操作しようと思ったのですが断念。だって、ベトベトがスマホの画面に付着したら、目も当てられない。

毒には毒をということで、同じ油系の嫁さんのクレンジングオイルを借りてみると、若干効果がありました。ただ、手の油が全てなくなりました。子供たちの顔の油をとると肌がガサガサになりそうです。さすがにそれはできません。自然に取れるのを待つことにしました。

待つこと2日。無事にきれいな顔に戻りました。

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