2019年のクリスマスはゾイドワイルド

2019年のクリスマスはゾイドワイルド

まず最初に、筆者はアニメに関してはド素人であることをお断りしておきます。子供とのコミュニケーションの為に書いています。

ゾイドワイルドとは

1983年から始まるゾイドシリーズの第三期と位置付けられている、タカラトミーの商品。10歳前後の児童層をメインターゲットとしながら、第一期、二期のゾイドシリーズを知っている20、30代もサブターゲットになっている。

放送期間、時間、国

放送期間は2018年7月7日-2019年6月29日(テレビ、インターネット共に)で、この期間の放送数は50話。海外では、中国、韓国、香港、タイ、台湾、フィリピン、ベトナムで放送。

物語の概要

地球にあるワイルド帝国という架空の大陸で、ゾイドと呼ばれる動物や恐竜兵器を使用して物語が繰り広げられる。ちなみにゾイドは、地中から発掘したアーマーを取り付けて復元されて使用できるようになる。

アニメに疎い大人が理解する為に表現を変えると、「化石を発掘して動くように処置したゾンビを使いながら戦いを繰り広げる」としても良いかもしれない。

物語に登場する勢力は、悪者役であるデスメタル帝国と、ゾイドハンターと呼ばれるフリーダム団シュプリーム団などがある。

玩具

ゾイドシリーズで発売されるゾイドのプラモデルキッドは、リアルムービングキッド(組み立て式駆動玩具)と呼ばれるもので、①組み立てる、②動かす(電池もしくはゼンマイ)、③必殺技を出す(本能覚醒 or ワイルドブラストなどと呼ばれる)という流れで遊ぶ。

組み立てるという工程は、ゾイドの地中から発掘されるという設定と合わせており、プラモデルを組み立てる者がゾイドハンターになり化石を復元することになる。また、組み立ての説明書は『復元の書』と呼ばれるようになっている。

組み立て時は、組み立て式駆動玩具と呼ばれるだけあって、ドライバーやニッパーを使用しない為、親としても非常に安心・安全を感じる。

知育効果

発掘するというコンセント設定の為、プラモデルのようにパーツ番号はなく、袋の中にランダムに混載されたパーツを探す(発掘)しながら作業することになる。従って作業は以下の流れで進む。

①袋の開封
②復元の書と照らし合わせてパーツの整合
③組み立て & 要所で動作確認
④完成

やってみると、対象年齢6歳以上と書いているが、6歳の息子が組み立てると形になるが動作しないことがある。従って、動作確認の必要性を学んだり、一旦組みあがったゾイドを全て分解し、一から確認するといった忍耐力が求められる作業も発生する(組み立てに1時間は要する)。従って、集中力、脳への刺激、親子で取り組む達成感、モノづくりの工程の理解、自己肯定感などが育まれることが期待できる。

ちなみに動作不良が発生した場合、体験上は組付けが不十分であることが多い。これは子供の力不足からくるもので、やはり大人の力が必要になる。個人的には親子の絆を深めようとするタカラトミーの仕掛けではないかと思っている。

購入したゾイド

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