水槽で起きた珍事件②

水槽で起きた珍事件②

過去の記事で、出張中に水槽の中の生態系が絶滅したことを書きました。今回はその続きです。

妻からの圧力

妻は虫が嫌いです。虫が嫌いなことのついでに、魚を飼うことにも反対の声を上げだします・・・。臭いもしないしポンプの音もしないのに・・。

この圧力に負けて、一旦は水槽を片付けました。しかし、片付けてから以下のことを感じだしました。

・やっちゃえパパが癒されるポイントがない
・子供たちとの共通の会話が減った

別の機会で書きますが、やっちゃえパパさんは結構家事をしています(自慢するものでもないですが・・)。そんな中で、金魚に餌をあげるとき、その中でも特に子供たちが時々餌をあげる姿は微笑ましいものがありました。癒されていました。

圧力からの蜂起

男女平等、ここは日本で民主主義、私はこの家の大黒柱だ。そんな言葉を支えに一念発起しました。思いついたことは、

『既成事実を作り上げよう』

です。

妻と子供が帰省した時を見計らい、再び金魚を飼い始めました。しかも、今回は購入した魚は

・ランチュウ
・マドジョウ

です。

帰省している間に水槽を立ち上げるまでの課題

ずばり、以下でしょう。

・水の立ち上げ
→水の立ち上げには1~2週間を要す

生体を購入してから水槽に入れるまでに慣らさないといけない
→20~30分必要

・欲しいときに欲しい生態がない

水の立ち上げは、帰省する日時が判明してから逆算して1週間、水槽に水を入れて筆者の好きなバクチャーを水槽に入れて作りました。こっそりと家の裏で・・・。
余談ですが、筆者はバクチャーを投入して、投入後の濁った水から透明で輝き出すまでの過程が大好きです。

水槽に慣らす時間は特に気にしませんでした。20~30分ですからね。

欲しい生態がなかった時のリスクを考え、あらかじめペットショップに予約をさせて頂きました。

帰省後の妻の一声

『捨ててきなさい』

子供たちの前でそんなこと言います。

「いや、命の尊さを・・。それに情操教育が・・。」

聞く耳持ちません。とりあえず置き場所を11月までに変えることで納得してもらいました(ことが起きたのは8月)。

1か月後に起きた珍事件

ある日、仕事を終えて子供たちを迎えに行きました。家に帰って、長男が餌をあげに水槽を見たとき

『金魚がいなーい』

と言い出しました。見ると本当に何もいません。正確に言えば、ドジョウは隠れていました。

飛び跳ねて逃げ出したのかと思い、床や家具の下を探しまくりましたが見つかりません。玄関の方まで探しましたが見つかりません。

事件から今まで、未だに解決の糸口さえ見つかりません。

猛反対していた妻にも確認しましたが、逆に凄く驚いて恐怖を感じており、何かしらの情報を持っているとも思えません。迷宮入りしました。我が家では今も以下の推測の元、時折話題に上がっています。

・ブラックホールに吸い込まれた(祖母)
・愉快犯が金魚のみ持って行った(妻)
・近くにあったゴミ箱に飛び込んだ(探しましたが・・)
・宇宙の力が持って行った(祖母の妹)

事件解決の日は来るのでしょうか。

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