水槽で起きた珍事件①

水槽で起きた珍事件①

飼っていた金魚に降りかかって解決できなかった珍事件のお話。

我が家の水槽

容量≒15ℓの水槽を使用しています。今は、この中に1匹だけ飼っています。魚を飼いだしたきっかけは、よくある『子供が夏祭りの金魚すくいで金魚を取った』という流れからです。

・どうせ長生きしないだろう
・命の大切さを教えなければ

上記の葛藤の中で、『長生きしない』と決めつけて適当な容器に入れる姿を子供に見せられないという結論に至り、夏祭りが終わった夜は金魚をバケツに入れて、翌日に水槽を購入し、急ぎ水を立ち上げて金魚との生活が始まりました。

金魚を飼う際の知識

学生時代にネオンテトラとナマズを飼ったことがありました。この際、水を立ち上げることはやりましたが、それ以外の知識はありません。水温やpH管理なんてやったことありません。この程度です。

今回も、その意識でやっていました。

結構長生きした

15ℓの水槽に3匹の赤い金魚と1匹の出目金がいました。浅い知識で飼いだしたものの、結構長生きしたんです。餌は2日に1回程度。

混泳魚

金魚は意外と獰猛のようで、混泳できる魚は少ないようです。この時は魚は諦めて、水槽もきれいにしてくれるし癒される『ヤマトヌマエビ』を3匹程一緒に飼いました。

最初は金魚にいじめられるか、ストレスを感じて落ち着かないかと思いましたが、隠れ家をそれなりに作ってやることで、一緒に生活していました。

出目金の変化

出目金と言えば何色を思い浮かべますか?私は黒です。我が家も飼いだした直後は黒でした。1~2か月程経過したときです。色が変わり始めました。写真で残していないので残念なのですが、黒がどんどん薄くなっていきます。最初は病気かと思いました。

病気かと思い、薬を買ったり水を入れ替える頻度を増やしたりしました。しかし、一向に改善が確認できません。時間が経つにつれて以下のような変化を辿りました。

黒色 → 黒と赤と白が混ざったような色 → 赤

赤い金魚4匹のその後

1年と数か月経過した後のことです。私が10日程、海外へ出張しました。日々の餌やりは子供たちと妻にお願いました。同時に、不在の間に家事を手伝ってくれる妻方の父にもご迷惑ながらお願いさせて頂きました。

出張中は何も心配していませんでした。帰国した後、駅から自宅までのタクシーの中で『餌をやらないとなー』と思い、帰宅して子供たちとハグした後に水槽を覗きました。

すると、残念ながらポンプの吸い込み口に金魚4匹とヤマトヌマエビ3匹が生命を失って張り付いていました・・・。

子供や妻方の父に聞いても私に言われてから気づいたようで、原因の特定には至りません。カビも生えていないし、妻の証言も含めると帰国前日までは元気にしていたようです。

ここからは完全に推測ですが、水槽の横に出張前にはなかった

『おすだけベープ ワンプッシュ式』

が転がっていました。たぶん、子供たちが実験したんでしょうね・・・。そうでないと、水槽の世界が絶滅するわけないですもん・・。

当然、子供たちを責めず、尋問もせずに翌日に金魚たちをお墓に移しました。

 

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