ブログ復帰
本日まで行ってきたことの総括
昨年9月に幼稚園の先生に呼び出され、一言でいえば
『お子さん、擦れてますよ。このままいくと不良になりますよ。愛情をもっと注いでください。』
と言われて約半年が経過しました。
この間、色々な本を読んだんり、色々な人に相談したりしました。
欲しかったのは行動の指針。なぜならば、愛情を注ぐって言ったって千差万別。他人と同じ行動をしたって、わが子に伝わるか自信がない。つまり、正解は人によって異なるってこと。正解がない中で、我が子がどうすれば自分をしっかりと持って人生を歩めるのかを考えました。
たどり着いたのは、
『自分は愛されている、大事な存在、生きていてもいいんだ。』
という、『自己肯定感』を育むことでした。
自己肯定感はどのように育まれるのか
上述の通りです。愛されているということ、大事な存在であるということを言葉や行動で伝えるだけ。すねてたら、嫌がる我が子を抱きしめながらこういいました。
『お父さんとお母さんの宝物の○○、笑った方がもっと素敵な宝物だぞ』
ある時は、嫌がる我が子を抱きしめながら、
『お父さんとお母さんの大事な○○、こっちおいで~』
自信を持たせるために、水泳に行かせました。バッチテストに受かれば自信が湧いてくるはずだと思いました。
しかし、これがまた難航します。水泳教室の目の前になると大泣きをして、一歩も進まない。3か月間はバッチテストどころではなく、水泳教室に通うか否か。コーチを変えてみたり、幼稚園の友達が通う時間帯を探してみたり。コーチからの、
『半年はがんばってください。必ず変わりますから。』
の言葉を頼りに通いました。
無事、バッチテスト合格。本人は得意げでした。今では、風呂場まで水泳の格好をして着ます。
一番大事なこと
色々やってましたが、一番大事なのは母親の愛情でした。はじめは自分のことを一切言わず、不平不満は態度で表現するだけでした。共働きの我が家は父の出世を諦め、なるべく早く帰るようにし、家事を手伝い、家事をやらない妻は長男とスキンシップを取る毎日。
母は強しです。甘えだして少ししてから、
これまで何かと素直に言うことを聞かなかった長男は、
『○○ちゃん、やろうか?』
と、色々なことに積極的になり始めました。
一番驚いたのは、スキーに行った時のことです。
へんちくりんなコースを作っているスキー場に行ったため、初級コースは山の上、帰路は中・上級コースを通るという斜面でした。
長男と次男を連れて適当に滑らし、帰路に着いた時です。
余りにも斜面が急で、二人は後ずさり。
しょうがないので二人を抱えて滑るも、コースの2/3でバテた父親。
滑らせるには危険だし、かといって一人ひとり下ろそうにも、待っている間は不安だろうしで困り果ててました。すると、
『○○、一人ですべろっか?』
と、長男の一声。
耳を疑いました。ただ、あまりにも自信満々だったので、
『行ってみるか』
と言って、スタート。
中・上級者斜面を4歳時が滑るんです。
そりゃぁ、英才教育を受けているなら別だけど、一般家庭の子ですよ。
信じられません。けど、滑ってます。最初は不安でしたが、彼のその自信満々の顔つきにやられました。下まで無事に滑ってゴール。
自己肯定感恐るべし。
引き続き、自己肯定感を育んでいきます。
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