スポーツが子供に与える影響を考える

スポーツが子供に与える影響を考える

スポーツをさせることの目的

我が家では長男のスポーツは水泳と体操を週1回でやらせてます。目的は、

・何かの役に立つだろう
・時間と体力を持て余している子供の暇つぶしにはもってこい

でした。ただ、漠然とやらせるのも個人的には寂しいので、スポーツが発育に与える影響を調べてみました。

スポーツが発達に与える期待効果

「社会性」、「協調性」、「礼節」、「他人を認める、信頼する」、「メンタル強化」などがあるそうです。本当にそうなのか、いま長男が置かれている環境で考えてみました。

✓社会性
ある時間に住んでいる地域関係なく人が集まり、見ず知らずの者が一緒にレッスンを受け、時には雑談をしている。そういう景色を見れば、社会性を育んでいるかもしれません。

✓協調性
水泳って、基本的に個人競技ですからあまりないかも・・。けど、列で並んで待っているところや、ビート版を取りに行くなどは協調性を育む場になっているかな・・?

✓礼節
これは◎です。レッスンが始まる前後でコーチやプールにご挨拶。スポーツならではですね。

✓他人を認める、信頼する
現時点ではわかりません。ただ、幼稚園での話を聞くと、入園当初のだれとも話をしない時期よりは友達も増えて、おもちゃの交換や虫取りの話をしてくれるようになりました。猜疑心の強い子なので、そういう意味では効果が出ているのかもしれません。幼稚園の先生のお陰かもしれませんが。

✓メンタル強化
長男は何かと泣きます。弟におもちゃを取られても泣きます。正直、ここが強くなればと日々思っています。しかし、なかなか鍛えることが難しい。親は何かと甘くなってしまいますから。

先日、こんなことがありました。
レッスンにほとんど行けずにバッチテストを受けさせた時のことです。12.5 mをビートバンを使用してバタ足で泳ぎ切ればよいのですが、レッスンに行けていなかったので、ぶっつけ本番。泳げない子が足のとどかないプールで12.5 m泳ぐというのはとても怖かったのでしょう。泣いていました。

その後、プールに行かないと言い出しました。さすがに困ってしまい、退会願を出しに行ったのですが、そこで二十歳前後のコーチに諭されました。

「ここで嫌だから逃げるということを覚えさせると、後が大変ですよ。プールまで連れてきたら、後は迎えに行くので何が何でも連れてきてください。」

と。
おっしゃる通りだと思いました。同時に、そんなこと当たり前なのに自分の子にはできない親の弱さを感じました。それから2か月、通ってます。最初は嫌がっていましたが、最近は何とかもとの姿に戻りつつあります。

少しメンタルが強くなった気がしています。こういうイベントを重ねるごとに強くなるんだろうなと思っています。そういう意味では、効果ありと思っています。

『可愛い子には旅をさせよ』

「言うは易く行うは難し」ですね。鍛えようとビシバシやれば自己肯定感が下がる。甘えさせようと思えば甘やかしになっている。そういう意味では、習い事などの環境で鍛えてもらうのが一番良いのかもしれないと、最近は思っています。

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